この記事のポイント

  • ドラゴンヘッド(月の北交点)は「魂の向かう方向」を示す感受点で、約18ヶ月ごとに星座を移動する
  • 2025年1月〜2026年7月の「魚座ドラゴンヘッド期間」は、手放し・溶け込み・霊的感受性が集合的なテーマだった
  • 2026年7月26日にノード軸が移行。水瓶座・獅子座の「集合知と個の輝き」の18ヶ月が始まる
  • 今(6月)は魚座期間の棚卸しをする最後のタイミング
  • 木星獅子座移動(6月30日)とも重なり、2026年夏は自己表現・創造性が大きなテーマになりそう

夜空を見上げる女性の後ろ姿、希望と新たなサイクルの予感

ここ1〜2年で、何かを「手放す」感覚が強くなった経験はありませんか?

長く続けてきた仕事を辞めてみた、こじれていた人間関係をリセットした、「自分らしくない」と感じながら続けてきた習慣をやめてみた──そんな話を、周囲でひとりやふたりは聞いたことがあるのではないでしょうか。

西洋占星術の視点では、この感覚には宇宙的な背景があると考えられています。2025年1月12日から、占星術上の重要な感受点「ドラゴンヘッド(月の北交点)」が魚座に滞在し、「浄化」と「手放し」を集合的なテーマとして押し上げてきたというのです。そしてこの18ヶ月の期間が、2026年7月26日をもって完結します。

今日6月8日の時点でカウントすると、あと約7週間。夏に向かうこの時期は、過ぎていった18ヶ月を静かに振り返りながら、次の扉を開く準備をするタイミングかもしれません。

ドラゴンヘッドって何?── 「魂の羅針盤」とも呼ばれる感受点

西洋占星術に親しんでいる方でも、「ドラゴンヘッド」という言葉を聞いて少し首をかしげることがあるかもしれません。

ドラゴンヘッド(ノースノード・月の北交点)とは、月の軌道(白道)と太陽の軌道(黄道)が交差する2点のうち、南から北へ横切るポイントのことです。惑星ではなく「数学的な交点」ですが、占星術では古くから「魂が今世で進化すべき方向性」を示す重要なポイントとして扱われてきました。

公開されている占星術の解説によれば、ドラゴンヘッドは「今世で魂が向かうべき方向・学ぶべきテーマ」を、もう一方のドラゴンテイル(ドラゴンヘッドの正反対の点)は「慣れ親しんだ過去のパターン=手放すもの」を示すとされています。

注目すべきは、このドラゴンヘッドが個人のホロスコープだけでなく、集合的なテーマにも影響を与えると考えられている点です。約18ヶ月ごとに星座を移動し、滞在中はその星座が象徴するテーマが世界全体の「魂の課題」として浮上すると解釈されます。

期間ドラゴンヘッド(向かう先)ドラゴンテイル(手放すもの)
2023年7月〜2025年1月牡羊座(挑戦・先駆)天秤座(合意・協調への依存)
2025年1月〜2026年7月魚座(手放し・霊的感受性)乙女座(分析・完璧主義)
2026年7月〜2028年1月水瓶座(革新・集合知)獅子座(個の自己表現への固執)

2025年1月〜2026年7月:魚座が問いかけた「浄化」の18ヶ月

ドラゴンヘッドが魚座に入った2025年1月以降、一般的に「完璧を求め続けること」「細かく管理し分析すること」(=乙女座的なドラゴンテイルのパターン)を手放し、「流れに委ねること」「境界を溶かすこと」「直感や霊的なつながりを感じること」(=魚座的なドラゴンヘッドの方向性)へ向かうことが、集合的なテーマになると解釈されてきました。

公開されている占星術の情報をまとめると、この魚座ドラゴンヘッド期間に強調されるテーマは、おおむね以下のようなものだといわれています:

スピリチュアル系のSNSやコミュニティを眺めると、この時期に「長年続けていたことを思い切って手放した」「生き方をゼロから見直した」という声が増えた印象があります。もちろん外的な社会変化との複合的な影響もあるとは思いますが、「時代の空気」として、そういうムードが漂っていたのは確かではないかと感じます。

穏やかな表情で目を閉じる女性、内省と受容のイメージ


【事例(フィクション)】

Aさん・30代後半・会社員

大手企業で管理職として働いてきたAさんは、2025年の春ごろから「なんとなく合わない」という感覚が抜けなくなったという。仕事の成果は出ていた。でも、数字を追うたびに「これが本当に自分のしたいことなのか」という問いが頭をよぎるようになった。

しばらく葛藤したのち、思い切って部署異動を申し出た。「完璧に準備を整えてから動こうとするのをやめた」と言う。そうしたら、不思議と選択のたびに「これでいい」という感覚がついてきた。今は以前より忙しいが、心はずっと軽いと話している。

※この事例はフィクションであり、実在の人物や出来事とは関係ありません。


2026年7月26日──ノード軸が動く。水瓶座・獅子座の新時代へ

公開されている占星術の情報によれば、2026年7月26日にドラゴンヘッドは魚座から水瓶座へ移動します(ドラゴンテイルは乙女座から獅子座へ)。これにより、次の約18ヶ月(〜2028年1月頃)は、**「水瓶座的な集合知・テクノロジー・革新」と「獅子座的な個性・自己表現・創造性」**のバランスを問われる時期になると解釈されています。

魚座ドラゴンヘッドが「溶ける・手放す・委ねる」をテーマにしていたとすると、水瓶座ドラゴンヘッドはその対極に近い感覚を持ちます。「自分」という輪郭を持ちながら、同時に「全体」とつながること。集合の中で埋没するのでも、個として孤立するのでもなく、「自分らしさで場に貢献する」という統合が問われる時代、ともいえるかもしれません。

さらに、2026年6月30日には木星も獅子座へ移動します(関連記事:「木星が獅子座へ移動」参照)。ドラゴンヘッドの水瓶座移行と木星獅子座入りが同じ夏に重なることで、「自己表現・創造・輝き」への後押しが二重になる──そんな解釈が、占星術師たちの間でも語られ始めています。

水瓶座・獅子座ノード軸:12星座別のざっくりテーマ

あくまで一般論として、各星座への影響の方向性をまとめてみます。

星座2026年7月〜ノード軸移行期の傾向テーマ
牡羊座・天秤座人間関係とコミュニティのあり方を問い直す時期
牡牛座・蠍座お金・価値観と「みんなとのシェア」のテーマが浮上
双子座・射手座情報発信・学び・表現の場が広がる転換期
蟹座・山羊座個人の感情的な基盤と社会的役割の再統合
獅子座・水瓶座ノードが自分の軸を直接通過。生き方の転換が起きやすい
乙女座・魚座奉仕やケアの方向性が新しくアップデートされる

※個人のホロスコープの詳細によって、影響の受け方は大きく異なります。あくまでも参考程度に。

6月の今こそ:魚座期間の「棚卸し」をする最後のタイミング

ドラゴンヘッドが魚座を去るまで、今日からあと約7週間。

占星術的には、天体が星座を離れる前の期間は「そのテーマを集大成として体験・整理する」時期とも言われます。つまり今の6月は、魚座ドラゴンヘッドの18ヶ月を振り返り、「何を手放してきたか」「どんな流れに乗ってきたか」を静かに棚卸しするのにぴったりなタイミングかもしれません。

こんな問いを自分に投げかけてみるのも、ひとつの方法です:

2026年6月15日には双子座の新月(好奇心・情報整理の節目)も控えており、さらに6月21日の夏至、そして6月30日の木星獅子座入りと、星のリズムが連続する夏。意識的に立ち止まって自分を振り返る時間を持つことが、次のサイクルをうまく迎える助けになるかもしれません。


【事例(フィクション)】

Bさん・20代・フリーランス

占星術が趣味のBさんは、ドラゴンヘッドが水瓶座に移行することを知り、「自分の個性で世の中に貢献する時代が来る」という解釈に静かな高揚感を覚えたという。「魚座の期間に、『こうでなければ』という思い込みをひとつひとつ手放してきた気がする。次の18ヶ月は、もっと自分を表に出していく時期になりそうで、不思議と怖くない」と話している。

※この事例はフィクションであり、実在の人物や出来事とは関係ありません。


まとめ:浄化の季節が終わり、輝きの季節が始まる

「ドラゴンヘッド」という言葉は馴染みがなくても、「この1〜2年、何かを手放す感覚が続いていた」という実感を持っている方は少なくないのではないでしょうか。占星術はそれを「魚座ドラゴンヘッドの時代」として言語化してくれます。

2026年7月26日に幕を閉じるこの18ヶ月。そして同じ夏に、木星が獅子座に入り、ドラゴンヘッドが水瓶座へ移行する。占星術的に見ると、2026年の夏は「浄化の完了と、新たな輝きの幕開け」を象徴する特別なタイミングとも読み取れます。

どう過ごすかに正解はありませんが、こうした天体のリズムを知ることで、自分の内側で起きていることに「名前」をつけ、少しだけ遠くから眺める余裕が生まれるかもしれません。それが、占星術というツールの持つ、静かな力のひとつだと思っています。

次の18ヶ月は、手放した場所から、ようやく自分の色で動き始める時間なのかもしれません。

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