この記事のポイント

  • 不倫をやめるか続けるか迷うときのタロットは、「相手の気持ち」ではなく「自分の本音」を映すために使うと整理しやすい。
  • 「続ける理由」と「離れたい理由」を6枚のカードに分けて並べるスプレッドで、気持ちを言葉にできる。
  • カードの結果は「別れろ/続けろ」の指示ではなく、自分と話すためのきっかけとして扱う。
  • 占いの前後に紙へ書き出すと、同じ堂々巡りから抜けやすくなる。
  • 一人で抱えきれないときは、信頼できる人や専門の相談窓口に頼る選択肢もある。

夜、ひとりになるとスマホを開いて、また同じことを考えてしまう。「このままでいいのかな」「でも、やめられるのかな」——そんな堂々巡りで、胸が苦しくなっていませんか?

不倫の悩みは、誰にも話しにくいぶん、頭の中だけで同じ問いがぐるぐる回りがちなんですよね。この記事では、占い ウィシラ編集者のカナエが、タロットを使って「不倫をやめるか続けるか」の迷いを整理する、セルフ占いの方法をお伝えします。

先にお伝えしておくと、カードが答えを決めてくれるわけではありません。この記事で目指すのは、あなた自身の本音に気づくための手がかりづくりです。最終的にどうするかは、いつもあなたが決めていいんです。

迷いの夜に、自分の本音を映すタロット

不倫で迷うときにタロットを使う意味とは?

不倫の迷いにタロットを使う意味は、「相手の気持ち当て」ではなく、自分の中にある複数の気持ちを見える形にすることです。

タロットとは、78枚のカードの絵柄を手がかりに、状況や心の動きを読み解く占いのことです。一般には未来を言い当てるものと思われがちですが、心理的な「鏡」として使う人も多いと言われています。

不倫で苦しいとき、頭の中には正反対の気持ちが同居しています。会いたい気持ち、罪悪感、将来への不安、手放す怖さ。どれも本物なので、「どっちが本心?」と考えるほど混乱してしまいます。

そこで、カードの絵に気持ちを一度預けてみるんです。たとえば「二人の関係を留まらせているもの」にカードが出たとき、絵を見て「あ、安心感というより、孤独を埋めたいだけかも」とふと思う。そういう、自分の言葉が出てくる瞬間が、タロットの一番の使い道だと私は考えています。

ここで気をつけたいのが、「相手は本気?」「奥さん(ご主人)と別れてくれる?」と相手の気持ちや未来ばかりを占ってしまうことです。他人の心や将来は、カードでも断定できません。期待と不安が行ったり来たりして、かえって苦しさが増すこともあります。この記事では、あくまで「自分側」にフォーカスします。

占う前に準備したい3つのこと

静かな夜に、ノートとカードを整える 静かな夜に、ノートとカードを整える

占う前の準備は、問いの立て方、場の整え方、書き出しの3つだけで十分です。ここを丁寧にすると、カードの読みがぐっと深まります。

①問いを「自分主語」にする

「彼は離婚してくれる?」ではなく、次のように自分が主語の問いにします。

②静かな時間を15分ほど確保する

誰かに見られない場所、通知を切れる時間がおすすめです。深夜に感情が高ぶっているときは、翌朝に回してもいいと思います。夜は気持ちが大きく揺れやすい時間帯なので。

③ノートとペンを用意する

カードを引く前に、今の気持ちを3行だけ書いておいてください。「正直、続けたい」「でも怖い」くらいの走り書きで大丈夫です。あとで結果と見比べると、自分の本音が浮き彫りになります。

「続ける・終わらせる」を整理する6枚スプレッドのやり方

「続けるか別れるか」を整理するタロットのスプレッドは、一般に6枚のカードで「現状」「留まらせる力」「離れさせる力」「続けた場合の感情」「終えた場合の感情」「全体のアドバイス」を見る形が知られています。公開されているタロット解説でも、迷いの整理によく使われる配置です。

ここでは、不倫の迷いに合わせて、カナエ流に少しアレンジした読み方をご紹介しますね。

位置意味自分への問いかけ
①現在の私の状態今、心はどんな状態?
②この関係に私を留まらせているもの何が手放せない理由?
③この関係から私を離したがっているもの何が引っかかっている?
④続けた先の私の気持ち半年後、どう感じていそう?
⑤終えた先の私の気持ち半年後、どう感じていそう?
⑥今の私への助言今日できる小さな一歩は?

やり方は次のとおりです。

  1. 78枚(難しければ大アルカナ22枚だけでも可)をよくシャッフルする
  2. 問いを心の中で唱えながら、山から6枚を順番に引く
  3. ①〜⑥の位置に並べ、正位置・逆位置はあまり気にせず、まず絵を眺める
  4. 1枚ずつ、「この絵を見て最初に浮かんだ言葉」をノートに書く

ちなみにカードの意味は、本の解説どおりに読むより、絵を見て最初に浮かんだ感覚を大事にしてみてください。意味の暗記より、そのほうが「自分の本音」に近づけると思います。

読み解きのコツ:②と③の「綱引き」を見る

このスプレッドで一番おもしろいのは、②(留まらせる力)と③(離れさせる力)の対比です。

たとえば②に「恋人」や「星」、③に「月」や「ソード」の札が出たとします。②からは「ときめきや希望」、③からは「不安や頭の中の迷い」といった、カードの一般的な意味が連想できますよね。ここで大切なのは、カードの意味をそのまま当てはめることではなく、「私の場合、②は何に当たる?」と自分に置き換えることです。

②が「寂しさを埋めてくれる存在」、③が「自分を大切にできていない感覚」だったと気づく。そんなふうに言葉になれば、それが整理の第一歩です。

【事例(フィクション)】

30代後半の会社員Aさんは、職場の既婚の男性との関係が1年ほど続いていました。会うたびに満たされるのに、帰り道はいつも苦しい。そんな自分に疲れて、6枚のスプレッドを試してみたそうです。

②に出たカードの絵を見て、Aさんは「私は彼が好きというより、『必要とされている感覚』にしがみついているのかもしれない」と気づきました。結論はその日には出ませんでしたが、「何を求めているのか」が言葉になったことで、気持ちの霧が少し晴れたといいます。

※この事例はフィクションであり、実在の人物や出来事とは関係ありません。

出たカードに振り回されないための4つの心得

カードの結果に振り回されないためには、「指示ではなく問いとして受け取る」ことが一番大切です。不倫の悩みのように感情が強いテーマほど、カードに答えを求めたくなりますが、そこに落とし穴があります。

1. 「続けろ」と出ても、続ける理由にしない

「恋人」や「太陽」が出ると、「やっぱり続けていいんだ」と思いたくなるかもしれません。でも、カードは関係を後押しする許可証ではありません。「この関係に心地よさを感じているのは確か」という気づきとして受け止める程度で、ちょうどいいと思います。

2. 「別れろ」と出ても、焦って行動しない

反対に、「塔」や「死神」のような強いカードが出ても、それは「今すぐ切れ」という命令ではありません。「大きな変化を意識している自分がいる」というサインくらいに受け取ってください。

3. 気に入らない結果で引き直さない

望む札が出るまで引き直したくなる気持ち、わかります。でも、それは本音を見る目的から離れてしまいます。引き直したくなったこと自体が、「本当は別の答えを望んでいる」というヒントになりますよ。

4. 同じ問いで何度も占わない

1つの悩みにつき、占うのは1日1回までを目安にしてみてください。何度も占うほど依存的になり、かえって苦しくなりやすいんです。

引き方に慣れたいときは、まず1枚引きから始めるのも手です。LINEを既読無視されたとき〜タロット1枚引きで相手の状況と気持ちをセルフ占いする方法〜で、1枚引きの基本の流れを紹介しています。

カードの後に必ずやりたい「書き出し」ワーク

タロットで出た気づきは、紙に書き出して初めて整理につながります。カードを引いて満足してしまうと、翌日にはまた同じ堂々巡りに戻りやすいんです。

おすすめは、次の3つを書き出す方法です。

3つ目が意外と大事なんです。「自分を雑に扱わない」「誰かを深く傷つけたくない」「ひとりで抱え込まない」など、選択の軸になる価値観が見つかると、迷いの中でも立ち位置が少し定まります。

書いてみると、「得られるもの」が「会えた日の高揚感」だけだったり、「失うもの」が「自分への信頼」だったり、自分でも驚くことがあるかもしれません。

【事例(フィクション)】

40代の会社員Bさんは、数年続いた関係をどうするか決められず、ノートに「続けたとき」「終えたとき」の気持ちを書き分けてみました。

カードを引いたあとに書き出すと、「続けたいのは相手そのものより、週末の楽しみがなくなるのが怖いから」という一文が自然と出てきたそうです。Bさんは「これなら、まず自分の生活の中に楽しみを作ることから考えられる」と、最初の一歩を決めたといいます。

※この事例はフィクションであり、実在の人物や出来事とは関係ありません。

不倫の苦しさを一人で抱えないために

ひとりで抱えず、そっと寄り添う光 ひとりで抱えず、そっと寄り添う光

不倫の苦しさは、占いだけで解決しようとせず、話せる相手や専門の窓口と並行して向き合うほうが安心です。占いは心の整理には役立ちますが、現実の問題——人間関係、法的なこと、心身の不調——までは解決できません。

眠れない、食欲がない、仕事に手がつかないといった状態が続いているなら、占いより先に、医療機関や自治体・民間の相談窓口を頼ってほしいと思います。誰かに話すだけで、気持ちが軽くなることもあります。

話しやすい相手が身近にいないときは、第三者に気持ちを聞いてもらう手段として、占い師に相談するのもひとつです。ただし、占いサイトでは料金面のトラブルも報告されているので、事前に電話占いの料金相場はいくら?1分あたり・1回あたりの平均目安と払いすぎを防ぐ使い方のコツで目安を確認しておくと安心です。

もうひとつ、二人の課題を別の角度から眺めたいなら、彼との関係がしんどいのは試練の縁?西洋占星術の土星で二人の課題を自分で調べる方法も参考になるかもしれません。ただ、どの占術でも「関係を続けるべき・やめるべき」を決めるのは、あなた自身です。

なお、相手を試したり、相手や相手の家庭を揺さぶったりする目的で占いを使うのは、おすすめしません。結果的に自分がいちばん傷つくことになりやすいからです。

よくある質問

Q:不倫をやめるか続けるか、タロットだけで決めてもいいですか?

おすすめしません。タロットは、自分の気持ちを整理するための思考ツールで、結論を保証するものではないからです。カードで出てきた気づきを土台に、現実的な状況や自分の価値観と照らし合わせて決めてください。

Q:不倫相手の気持ちをタロットで占ってもいいですか?

占うこと自体は自由ですが、相手の気持ちは断定できません。期待や不安が膨らんで苦しくなりやすいので、「自分は何を求めているか」を問いにするほうが、整理には向いています。

Q:タロットカードを持っていません。どうすればいいですか?

無料のオンラインタロットや、アプリを使う方法もあります。ただ、できれば紙のカードに触れて引くほうが、気持ちを落ち着けて向き合いやすいという声もあります。まずは大アルカナ22枚だけの簡易版から試してみてもいいと思います。

Q:同じスプレッドを何度も引いてしまいます。やめたほうがいいですか?

気持ちが落ち着かないときほど、何度も引きたくなるものです。1つの問いにつき1日1回までと決めて、残りの時間はノートに書き出すことに使ってみてください。同じ結果を何度も確認したくなる状態が続くなら、占い以外の相談先を頼るサインかもしれません。

まとめ

不倫関係を続けるか終わらせるか迷うとき、タロットは「答えを出す道具」ではなく、「自分の本音と対話するための道具」として使うのがいちばん役に立ちます。

今日からできる小さな一歩は、次の3つです。

迷っている自分を責めなくて大丈夫です。迷うのは、それだけ真剣に自分の気持ちと向き合っている証拠だと思います。焦らず、ゆっくり、自分の本音の声に耳を傾けてみてくださいね。

もし誰かに話を聞いてもらいたくなったら、ココナラ電話占いの無料クーポンを使って、気軽に相談してみるのもひとつの方法です。

1回で決めなくていい:記録しておいて、間をあけて読み返す

この記事の6枚スプレッドは、1回で結論を出すためだけのものではなく、時間をおいて見比べる使い方もできます。気持ちの揺れが大きいテーマほど、その日の気分に結果の受け取り方が左右されやすいからです。

おすすめの記録のしかたは、次のとおりです。

  1. 日付、①〜⑥のカード名、各位置で浮かんだ言葉を1行ずつ書く
  2. 占った日の状況も一言添える(「会った翌日」「連絡がこなかった夜」など)
  3. 次に占うのは数週間ほど間をあけてからにする。同じ問いを毎日くり返すより、変化が見えやすいと思います

何回か分たまったら、カードそのものより「自分が書いた言葉」を並べて読み返してみてください。たとえば、②の言葉が毎回「寂しさ」なのか、回によって変わるのか。③にいつも同じ不安が出てくるのか。こういうくり返しは、1回のカードより自分の本音に近いことが多いかなと思います。

もうひとつ、記録の横に書いた状況と見比べると、「会った直後は②が強く、連絡が途絶えると③が強い」のように、気持ちが何に揺らされているかが見えてくることもあります。そのパターンがわかるだけでも、「今の気分で決めない」ためのブレーキになると思います。