この記事のポイント

  • 一白水星から九紫火星まで、9つの本命星の性格・恋愛傾向・開運法を一覧で理解できます
  • 生まれ年から自分の本命星を出す計算方法と、節分をまたぐときの注意点がわかります
  • 五行の「相生・相剋」をもとにした相性の考え方を、断定しすぎない形で紹介します
  • 各星に合わせた開運アクションを、今日からできる形で持ち帰れます

「占いのアプリで九星気学の結果を見たけど、正直よくわからなかった」。そんな声、意外とよく聞くんです。九星気学って四柱推命やタロットに比べて名前は知られているのに、実は中身がふわっとしたまま知られている占術のひとつなんですよね。

一白水星、二黒土星、三碧木星……と漢字が9つも並ぶと、それだけで「難しそう」と身構えてしまう気持ち、よくわかります。でも仕組みそのものはシンプルで、生まれ年から自分の星がひとつ決まり、その星の性質を通して自分や相手を理解していく、という占術です。

この記事では、9つの本命星それぞれの性格・恋愛傾向・開運法を整理しながら、自分の星の調べ方や相性の見方まで、順番に紐解いていきますね。読み終わるころには「自分ってこういうタイプだったのか」と、ちょっと腑に落ちる感覚を持ってもらえたら嬉しいです。

9つの星が巡る、九星気学の世界観

九星気学ってそもそも何?

九星気学は、古代中国の陰陽五行説をルーツに、日本で独自に体系化された占術です。生まれ年をもとに「本命星」と呼ばれる9つの星のうちひとつが割り当てられ、その星の象意(性質やイメージ)から性格・運勢の傾向を読み解いていきます。

似た占術に四柱推命がありますが、四柱推命が生年月日時すべてを使って複雑な命式を組み立てるのに対し、九星気学は本命星(生まれ年)と月命星(生まれ月)を軸に、比較的シンプルに全体像をつかめるのが特徴です。星の巡りをもとに毎年の運気や吉方位を見る「方位学」としての側面も強く持っています。柱の組み合わせで細かく読む占術との違いが気になる方は、四柱推命の月柱・日柱・時柱を自分で読むも合わせて読んでみると、占術ごとの視点の違いが見えてくると思います。

本命星の調べ方〜生まれ年からの出し方と節分の注意点〜

生まれ年から本命星を出す4ステップ 図1: 生まれ年から本命星を出す4ステップ

自分の本命星は、次の計算式でおおよそ確認できます。

  1. 生まれた西暦4桁の数字をすべて足す(例:2020年なら2+0+2+0=4)
  2. 合計が2桁になったら、さらに一桁になるまで足す
  3. 「11」からその数字を引く(1桁の場合はそのまま11から引く)
  4. 出てきた数字が本命星の番号(1=一白水星、2=二黒土星…9=九紫火星)

先ほどの2020年生まれの例なら、11-4=7で「七赤金星」となります。

ここでひとつ、つまずきやすいポイントがあるんです。九星気学では1年の区切りを1月1日ではなく「立春(毎年2月4日ごろ)」とします。なので1月1日〜2月3日ごろに生まれた方は、生まれた年ではなく前年の星が本命星になるんですね。誕生日がこの時期の方は、早見表で確認するときにここだけ気をつけてみてください。

一白水星・二黒土星・三碧木星の性格と開運法

水・土・木、三つの星の柔らかな気配 水・土・木、三つの星の柔らかな気配

一白水星(いっぱくすいせい)

水のように形を変えて周囲に馴染む柔軟さと、忍耐強さを併せ持つタイプです。人当たりが良く聞き上手なので相談されることも多いはず。ただし譲ってばかりでは疲れてしまうので、ここぞという場面では自分の意志を通す練習を。開運法は水回りの掃除と、信頼できる相手との対話を大切にすることです。

二黒土星(じこくどせい)

大地のような包容力を持つ、面倒見のいいタイプ。コツコツ努力を積み重ねる堅実さが強みで、裏方として力を発揮しやすい星です。一方でマイペースが行き過ぎると周囲とテンポがずれることも。開運法は、土に触れること(観葉植物やガーデニング)と、決めたことを最後までやり切る習慣です。

三碧木星(さんぺきもくせい)

好奇心旺盛で行動力があり、場の空気を明るくする存在。悩んでも人前では見せず、自力で立ち直る強さがあります。ただし勢いで動いて周囲が置いてけぼりになることも。開運法は、思いついたことをすぐ声に出して周囲と共有すること、そして音楽や声を使うことです。

【事例(フィクション)】

30代女性のAさんは、職場の上司とどうも噛み合わない感覚をずっと抱えていました。指示の意図が飲み込みにくく、自分のペースを崩されているような気がしていたそうです。九星気学で自分と上司の星を調べてみたところ、性質そのものが違うタイプの組み合わせだとわかり、Aさんは「合わないのは自分のせいじゃなかったんだ」と少し気持ちが軽くなったといいます。そのうえで、相手の伝え方の癖に合わせて報告のタイミングを変えてみることにしたそうです。

※この事例はフィクションであり、実在の人物や出来事とは関係ありません。

四緑木星・五黄土星・六白金星の性格と開運法

四緑木星(しろくもくせい)

社交性の高さがずば抜けているタイプ。誰とでもほどよい距離感で付き合えるので、人脈作りが得意です。ただし八方美人と誤解されやすい面もあるので、親しい人には本音を見せる意識を。開運法は、風通しの良い環境を保つことと、こまめな連絡です。

五黄土星(ごおうどせい)

9つの星の中心に位置し、「帝王の星」とも呼ばれる存在感の強いタイプです。破壊と再生、両方のエネルギーを持つとされ、大きな決断や物事を動かす力に長けています。良くも悪くも影響力が大きいぶん、周囲への配慮を忘れないことが大切です。開運法は、掃除や整理整頓で「淀み」を溜め込まないことです。

六白金星(ろっぱくきんせい)

原石のような星で、磨けば磨くほど輝きが増していくタイプ。プライドが高く、努力を惜しまない完璧主義な一面があります。理想が高すぎて自分にも他人にも厳しくなりすぎないよう、たまには力を抜くことも意識してみてください。開運法は、質の良いものに触れることと、目標を紙に書き出すことです。

七赤金星・八白土星・九紫火星の性格と開運法

金・土・火、三つの星が放つ輝き 金・土・火、三つの星が放つ輝き

七赤金星(しちせききんせい)

「実りの秋」を象徴する星で、社交性と華やかさに恵まれたタイプです。人を楽しませる才能があり、飲食や社交の場で本領を発揮します。楽しさを優先するあまり金銭感覚がゆるみやすい面もあるので、そこだけ気をつけてみてくださいね。開運法は、笑顔でいることと、美味しいものを味わう時間を持つことです。

八白土星(はっぱくどせい)

山のようにどっしり構え、コツコツ積み上げる努力家タイプ。白黒はっきりさせたい性格で、後継者運や相続運の強さも象意として語られます。頑固さが出やすいので、他人の意見に耳を傾ける柔軟さを持てると運気が開けやすくなります。開運法は、長期的な視点で目標を立てることです。

九紫火星(くじゅうかせい)

9つの星の中で唯一「火」の性質を持つ、情熱と知性を兼ね備えたタイプです。直感力や洞察力に優れ、人前に立つと輝く華やかさがあります。感情の起伏が出やすい星でもあるので、頭に血が上ったときほど一呼吸置く習慣を持てるといいと思います。開運法は、明るい場所で過ごすことと、美意識を大切にすることです。

相性の見方〜五行の「相生・相剋」でざっくりつかむ〜

五行の相生・相剋をひと目でつかむ円環図 図2: 五行の相生・相剋をひと目でつかむ円環図

九星気学の相性は、9つの星をそれぞれ「木・火・土・金・水」の五行に分類し、その関係性から読み解きます。

五行該当する星
一白水星
二黒土星・五黄土星・八白土星
三碧木星・四緑木星
六白金星・七赤金星
九紫火星

五行には、お互いを高め合う「相生」(木は火を育て、火は土を作り、土は金を生み、金は水を生み、水は木を育てる)と、ぶつかり合う「相剋」(木は土を、土は水を、水は火を、火は金を、金は木を打ち消す)という関係があります。相生の関係にある星同士は助け合いやすく、相剋の関係だと刺激し合う分、摩擦も生まれやすいと言われています。

ただ、相剋だからうまくいかない、と決めつけるのは早計です。ぶつかり合う関係だからこそお互いを成長させる、という見方もできますし、相性は数ある判断材料のひとつに過ぎません。片思いの相手との相性が気になる方は、金星を自分で調べる方法のように、別の角度からも見てみると視野が広がると思います。

よくある質問

Q:本命星と月命星、どちらを重視すればいいですか? 本命星は生涯を通じた基本性格、月命星は行動パターンや対人関係の癖を表すとされています。まずは本命星で大枠をつかみ、慣れてきたら月命星も合わせて見ると理解が深まりますよ。

Q:相性が「相剋」の関係だと絶対にうまくいきませんか? そんなことはありません。相剋は摩擦が生まれやすい組み合わせという目安であって、断定できるものではないんです。実際の関係性は接し方やタイミングにも大きく左右されます。

Q:五黄土星は「凶星」と聞いたことがあるのですが本当ですか? 五黄土星は影響力が強い星というだけで、必ずしも凶を意味するわけではありません。破壊と再生どちらのエネルギーも持つ星、というのが実態に近い理解だと思います。

Q:九星気学と四柱推命、どちらを見たらいいですか? どちらか一方が正解というものではなく、視点の違いだと捉えるのがおすすめです。九星気学は年単位の運気や方位を見るのが得意で、四柱推命は生年月日時全体から人生の流れを細かく見るのが得意、というイメージです。

Q:開運法は毎年変えたほうがいいですか? 本命星そのものは生涯変わりませんが、その年の巡りによっておすすめの過ごし方は変わるとされています。基本の性質は押さえつつ、その年ごとの情報も参考にしてみてください。

まとめ

九星気学は、生まれ年からひとつの星を導き出し、その象意を通して自分や周囲の人を理解していく占術です。一白水星の柔軟さから九紫火星の情熱まで、9つの星にはそれぞれ違った持ち味があって、優劣があるわけではありません。

相性についても「合う・合わない」を白黒つけるものというより、お互いの違いを知るための手がかりとして使うくらいがちょうどいいと思います。自分の本命星を知ることは、案外シンプルな自己理解の入り口になるはずです。似たように生年月日から自分を読み解くツールとしては、数秘術のピナクルナンバーもありますので、気になった方はのぞいてみてくださいね。

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