この記事のポイント

  • 蠍座の新月は2026年11月9日16時02分(日本時間)、蠍座16度台で起こります
  • 蠍座は「再生・深い執着・手放し」を象徴する星座で、新月は「リボーンのきっかけ」と紹介されることが多いです
  • 今回は水星と金星の逆行期間と重なるため、占星術では「新しく始める」より「すでに考えてきたことを決める」向きと解釈されます
  • 願い事は「何を手放し、何を残すか」の形で書くと整理しやすくなります
  • 新月の願い事は未来の保証ではなく、自分の気持ちを言葉にする思考の道具です

「新月だから何か新しいことを始めなきゃ」と思いながら、なぜか気持ちが乗らない。そんな感覚、ありませんか? 11月9日の新月は、そのモヤモヤがむしろ自然かもしれない珍しい配置です。

2026年11月9日16時02分、太陽と月が蠍座で重なります。ところが、この時期は水星も金星も「逆行中」とされる期間のまっただ中。占星術では、逆行中は未来へ急ぐより、過去を見直して整える時間と読まれてきました。この記事では、蠍座の新月の意味と、逆行期間に合わせた願い事の立て方を、できるだけ具体的に整理します。

蠍座の新月、逆行の夜に手放す

蠍座の新月とは?2026年11月9日の日時と基本情報

蠍座の新月とは、太陽と月が蠍座の同じ位置で重なり、新しい月のサイクルが始まるタイミングのことです。2026年は11月9日16時02分(日本時間)で、蠍座16度台とされています(bestcalendar.jpなどの暦情報による)。

ここで一つ注意です。海外サイトでは「11月8日」と書かれていることがあります。これは時差の影響で、日本時間の11月9日16時02分は、北米西海岸などでは8日の夜にあたるためです。日本で願い事を書くなら、9日で考えて問題ありません。

新月の日時を整理すると、こうなります。

項目内容(2026年時点)
日時11月9日 16時02分(日本時間)
位置蠍座16度台
前後の天体水星・金星が逆行中の時期(11月中旬まで)
次の満月11月24日(双子座)

新月は「月が見えない夜」ですので、空を眺めて楽しむ天文イベントというより、気持ちの上での区切りとして使う日です。

蠍座は「再生」の星座|新月がリボーンと言われる理由

静かに終わり、また始まる再生 静かに終わり、また始まる再生

蠍座は、占星術で「深さ」「変容」「再生」を象徴する星座とされています。一度壊して、また作り直す。表面的な付き合いより、核心に触れたい。そういう性質で語られます。

日本語の占星術解説でも、蠍座の新月は「1年に1度のリボーンチャンス」と紹介されることがあります。太陽が蠍座にいるのは1年のうち約1か月だけ(例年10月下旬〜11月下旬ごろ)なので、「蠍座で新月」になる機会は年に1回です。

では、蠍座的なリボーンとは何でしょうか。派手に生まれ変わることではなく、「もう要らないものを静かに終わらせる」ことに近いと言われます。

こうした「もう役目を終えたもの」に気づくこと自体が、蠍座新月の入口になります。

水星と金星が逆行中の新月、何が違うの?

逆行中の新月は「見直す・決める」 図1: 逆行中の新月は「見直す・決める」

水星と金星が逆行中の新月は、占星術では「新規スタート」より「再検討・決着」に向く新月と解釈されます。逆行とは、地球から見て天体が逆戻りして見える現象のことで、占星術では「見直し・やり直し・再会」の象徴とされてきました。

今回のポイントは二つです。

金星逆行については、2026年10月3日〜11月14日ごろの期間にあたり、11月14日ごろまで続くとされています。同じ時期の流れは、すでに当ブログの別の記事でも取り上げました。

つまり今回の新月は、「ゼロから新品を買う」より「ずっと迷っていた件にケリをつける」ほうが噛み合う配置です。新しい恋を探すより、気になっていた関係を見つめ直す。新規の契約より、すでに検討中の件の結論を出す。そんなイメージで読めると思います。

ただし、これはあくまで占星術上の解釈です。逆行中に新しいことを始めてはいけない、という決まりがあるわけではありません。

新月の願い事は「決める」形で書く|具体的な書き方

蠍座・逆行中の新月の願い事は、「◯◯を手放す」「◯◯に決める」という形で書くと、気持ちが整理しやすくなります。

願い事の一般的なルールは、新月から約48時間以内(とくに8時間以内が良いとされる説も)に書く、というものです。ただ、これも流派によって違うので、「決まりに縛られすぎない」くらいで大丈夫です。

蠍座新月向けに、書き方の例を並べてみます。

書きたい方向例文
手放す「元恋人の投稿を見に行く習慣を手放します」
決める「転職するかどうかを、11月中に決めます」
残す「本当に大切な人との時間を優先します」
許す「あのときの自分を責めるのをやめます」

コツは三つあります。

  1. 現在形か「〜します」の宣言形で書く
  2. 他人を変えたい願いより、自分の行動を書く
  3. 数は1〜3個に絞る

【事例(フィクション)】 たとえば、こんなケースを想像してみてください。別れた相手の連絡先をなかなか消せずにいる人が、金星逆行の時期にふと相手のSNSを見てしまい、そのたびに気持ちが沈んでいるとします。新月の夜に「新しい恋がしたい」ではなく、「彼のページを開くのをやめる」とノートに書いたなら、願いが叶うかどうかより、「やめる」と言葉にしたことで、自分が何を引きずっているのかが見えやすくなるかもしれません。 ※この事例はフィクションであり、実在の人物や出来事とは関係ありません。

11月9日の過ごし方|夕方から夜にできる小さな習慣

夜に紙へ書き出す静かな時間 夜に紙へ書き出す静かな時間

蠍座新月の過ごし方は、特別な儀式より「静かに振り返る時間」を30分つくるだけで十分です。新月の時刻は16時02分ですので、日が暮れてから落ち着いて取り組めます。

試しやすい流れを紹介します。

  1. 部屋を少し片付ける:机の上だけでも。蠍座は「不要物の整理」と相性が良いとされます
  2. 紙に書き出す:いま引きずっていること、迷っていることを、整理せずそのまま書く
  3. 願い事に絞る:書いたものから、手放す・決めることを1〜3個だけ選ぶ
  4. 日付を入れて保管する:次の満月(11月24日)に見返す

ちなみに、次の満月は11月24日の双子座です。ビーバームーン2026の解説では、「集めた情報を整える」夜として紹介しています。新月で決めたことを、満月で確認する。この2週間のセットで考えると、続けやすくなります。

もう少し先を楽しみたい方は、11月17日深夜〜18日未明のしし座流星群の願いごとも、気分転換になると思います。

蠍座新月で気をつけたいこと|よくある誤解

蠍座新月は「怖い」「重い」と言われることもありますが、それは星座のイメージが先行した誤解であることが多いです。

よくある誤解をまとめました。

また、深い感情が浮かびやすい時期でもあるため、気持ちがつらくなりすぎるときは、無理に向き合わなくて大丈夫です。必要なら信頼できる人や専門の窓口に相談してください。占いはあくまで、心を整える補助線です。

よくある質問

Q:蠍座の新月は何時から願い事を書けばいいですか?

2026年は11月9日16時02分が新月の瞬間です。一般的にはこの時刻から48時間以内に書くと良いとされますが、流派によって違います。時間に厳密にこだわらず、落ち着いて書ける夜を選んで問題ありません。

Q:水星・金星が逆行中でも新月の願い事をして大丈夫ですか?

大丈夫です。逆行中は「新しく始める」より「見直す・決める」願い事が噛み合うと解釈されます。「手放す」「結論を出す」「再確認する」といった内容にすると、時期に合いやすいです。

Q:蠍座新月の願い事は、いくつ書くのがいいですか?

1〜3個に絞るのが一般的です。多すぎると何を大事にしたいのかがぼやけます。願い事は、自分の行動で変えられる内容にすると、新月後も意識しやすくなります。

Q:日本と海外で新月の日付が違うのはなぜですか?

時差のためです。日本時間の11月9日16時02分は、北米西海岸などでは11月8日の夜にあたります。同じ瞬間でも、現地の日付で表記が変わります。

まとめ

蠍座の新月は、2026年11月9日16時02分に迎えます。「再生」を象徴する蠍座の新月ですが、今回は水星・金星が逆行中のため、占星術では「新しく始める」より「すでに迷っていたことを決める・手放す」向きと読めます。

願い事は1〜3個。「〜を手放す」「〜に決める」のように、自分の行動で書いてみてください。そして次の満月(11月24日)に見返せば、2週間分の小さな振り返りになります。

何かを始めなくてもいい新月があってもいいと、カナエは思います。まずは机の上を少し片付けるところから、どうぞ。🌑