この記事のポイント
- 厄年は生まれた瞬間を1歳とする「数え年」で数えるため、満年齢とは1〜2歳のズレが出ます。
- 男性の本厄は数え年25・42・61歳、女性は19・33・37歳が一般的で、男性42歳・女性33歳は「大厄」と呼ばれる特に注意される年です。
- 本厄の前後1年はそれぞれ「前厄」「後厄」と呼ばれ、合わせて3年間は同じように心構えをしておきたい期間とされています。
- 厄払い・厄除けは1月1日〜2月3日の節分までに行く人が多いですが、1年を通していつでも受けられます。
- 厄年は「悪いことが起きると決まった年」ではなく、人生の節目で無理をしすぎないための心構えとして活用する視点もあります。
今年、誕生日を迎えたときに「あれ、自分って今年厄年だっけ?」と急に不安になった、そんな経験はありませんか? 周りから「今年厄年でしょ、お祓い行った?」と言われて、初めて意識する人も多いと思います。
厄年は数え年で数えるので、実は満年齢の感覚とはズレがあります。しかも男女で対象年齢も違うし、前厄・本厄・後厄と3年間続くとなると、「結局いつからいつまで気をつければいいの?」と混乱してしまいますよね。
この記事では、厄年の数え年での正しい計算方法から、2026年時点での男女別の年齢早見表、前厄・本厄・後厄それぞれの意味と過ごし方、厄払いに行くタイミングまで、順番に整理していきます。読み終える頃には、自分や家族の厄年がいつなのか、迷わず答えられるようになっているはずです。

厄年とは?意味と由来をサラッと整理
陰陽道から続く、厄年という古い知恵
厄年とは、人生の中で災いが起こりやすいとされ、心身ともに変化が訪れやすいと考えられている年齢のことです。起源は平安時代の陰陽道にあるとされ、江戸時代の『和漢三才図会』にも、男性は25・42・61歳、女性は19・33・37歳で大厄を迎えるという記述が残っています。『源氏物語』でも紫の上が37歳の厄年に加持祈祷を受ける場面が描かれていて、随分と昔から意識されてきた考え方なんですよね。
年齢の由来については、はっきりした定説はありません。ただ、42歳は「死に」、33歳は「散々」という語呂の悪さから忌み嫌われるようになった、という説もよく語られます。医学的な統計に基づくものではなく、あくまで長い年月をかけて培われてきた民間の知恵という位置づけです。
似たような考え方に、四柱推命の天中殺・空亡があります。こちらも陰陽の巡りから「気をつけたい時期」を割り出す占術で、根っこの発想は厄年と重なる部分が多いです。どちらも「絶対に悪いことが起きる」という呪いではなく、普段より慎重に過ごすための目安として使われてきた、という点は共通しています。
数え年とは?厄年の年齢の計算方法
図1: 数え年の数え方を図でやさしく解説
厄年は満年齢ではなく「数え年」で数えます。数え年とは、生まれた年を1歳とし、その後は誕生日に関係なく毎年1月1日を迎えるたびに1歳ずつ加算していく、日本の伝統的な年齢の数え方のことです。
計算式はシンプルで、その年の数え年は「対象の年 − 生まれ年 + 1」で求められます。たとえば2002年生まれの人であれば、2026 − 2002 + 1 = 25歳が2026年の数え年です。誕生日を迎えているかどうかは関係なく、生まれ年だけで決まるのがポイント。ここ、勘違いしやすいところなんです。
満年齢だと自分が何歳か迷うことは少ないですが、数え年は普段使わない感覚なので戸惑う人が多いんですよね。「誕生日前だから数え年はまだ〇歳のはず」と考えてしまいがちですが、数え年に誕生日は関係なく、生まれ年だけで一律に決まります。迷ったときは、生まれ年から早見表を引くのが一番確実です。
【2026年版】男女別・厄年の年齢早見表
2026年(令和8年)の本厄は、男性が25・42・61歳、女性が19・33・37歳(いずれも数え年)です。前厄・後厄を含めた対象の生まれ年を、下の表にまとめました。
男性の厄年(数え年)
| 区分 | 年齢 | 生まれ年 |
|---|---|---|
| 前厄 | 24歳 | 2003年(平成15年) |
| 本厄 | 25歳 | 2002年(平成14年) |
| 後厄 | 26歳 | 2001年(平成13年) |
| 前厄 | 41歳 | 1986年(昭和61年) |
| 本厄(大厄) | 42歳 | 1985年(昭和60年) |
| 後厄 | 43歳 | 1984年(昭和59年) |
| 前厄 | 60歳 | 1967年(昭和42年) |
| 本厄 | 61歳 | 1966年(昭和41年) |
| 後厄 | 62歳 | 1965年(昭和40年) |
女性の厄年(数え年)
| 区分 | 年齢 | 生まれ年 |
|---|---|---|
| 前厄 | 18歳 | 2009年(平成21年) |
| 本厄 | 19歳 | 2008年(平成20年) |
| 後厄 | 20歳 | 2007年(平成19年) |
| 前厄 | 32歳 | 1995年(平成7年) |
| 本厄(大厄) | 33歳 | 1994年(平成6年) |
| 後厄 | 34歳 | 1993年(平成5年) |
| 前厄 | 36歳 | 1991年(平成3年) |
| 本厄 | 37歳 | 1990年(平成2年) |
| 後厄 | 38歳 | 1989年(平成元年) |
| 前厄 | 60歳 | 1967年(昭和42年) |
| 本厄 | 61歳 | 1966年(昭和41年) |
| 後厄 | 62歳 | 1965年(昭和40年) |
61歳の厄年については、女性も対象に含める神社・お寺と、男性のみとする神社・お寺があり、地域や流派によって扱いが分かれます。60歳前後で厄払いを検討する場合は、参拝先の考え方を事前に確認しておくと安心です。
前厄・本厄・後厄はどう違う?それぞれの過ごし方
図2: 前厄→本厄→後厄、3年間の流れを一望
前厄・本厄・後厄は、本厄を中心とした3年間をひとまとまりで捉える考え方です。本厄は最も注意すべきとされる年、前厄はその前触れとして少しずつ変化が出始める年、後厄は本厄の影響が余韻として残るとされる年、という位置づけで語られます。
3年間まとめて「気をつける期間」とされているのは、災いが1年でぴたっと区切られるものではなく、緩やかに始まって緩やかに収まっていく、という昔からの感覚があるからだと考えられます。とはいえ、前厄だから軽く、後厄だからもう安心、と機械的に線を引く必要はありません。
現実的な過ごし方としては、体調管理を丁寧にする、大きな契約や引っ越しは慎重に進める、無理なスケジュールを詰め込みすぎない、といった基本を意識するだけで十分だと思います。特別な我慢や行動制限をする年、というより、いつも以上に自分をいたわる年、くらいの感覚で捉えるのがちょうど良いはずです。
【事例(フィクション)】
30代前半のAさんは、前厄の年に入った頃から立て続けに小さな体調不良が続き、「これが前厄の影響なのかな」と不安になっていました。健康診断を受けたところ大きな問題はなく、生活リズムの乱れが原因だと分かったそうです。それをきっかけに睡眠時間を見直し、本厄・後厄の2年間は無理のないペースで過ごすようにしたといいます。
※この事例はフィクションであり、実在の人物や出来事とは関係ありません。
厄払い・厄除けはいつ行く?タイミングと神社選びのコツ
厄払い・厄除けに行くタイミングに厳密な決まりはなく、年始から2月3日の節分までに済ませる人が多いというのが実情です。旧暦では立春(2月4日ごろ)が新年の始まりとされていたため、その前日にあたる節分までに厄を祓っておこう、という考え方が今も根付いています。
とはいえ、この時期を逃したら効果がないというわけではありません。多くの神社・お寺では1年を通して厄払いを受け付けており、誕生日や大安の日に合わせて参拝する人もいます。仕事や体調の都合でタイミングが遅れても、気にしすぎる必要はないと思います。
神社とお寺、どちらに行けばいいか迷う人も多いですが、神社では「厄払い」、お寺では「厄除け」と呼ばれることが多く、神道と仏教で祈祷の形式が異なるだけで、どちらを選んでも問題ないとされています。有名な場所にこだわるより、普段から縁のある地元の神社・お寺や、家族が続けて参拝している場所を選ぶ人が多いようです。
厄年に気をつけたいこと・よくある誤解
厄年だからといって、新しいことを一切避けなければいけないわけではありません。「厄年に結婚や引っ越しをしてはいけない」という話をよく耳にしますが、これは古くからの慣習であって、絶対的な禁止事項ではないというのが一般的な見方です。
大事な決断そのものを避けるというより、普段よりひと呼吸置いて慎重に進める、くらいの心構えで十分だと考えられています。たとえば大きな契約は勢いで決めずに家族に相談してから決める、旅行や引っ越しの計画は余裕を持ったスケジュールにする、といった工夫です。健康面では、本厄の年に人間ドックや歯科検診を受ける習慣をつける人も多く、これは厄年をきっかけに生活を見直す良い機会として活用している例だと言えます。
【事例(フィクション)】
40代会社員のBさんは、大厄の年に仕事のミスや小さなトラブルが重なり、「今年は厄年だから仕方ない」と半ば諦めムードになっていました。ですが振り返ってみると、業務量が増えて確認作業が雑になっていたことが原因だと気づき、タスクの整理から見直したそうです。厄年のせいにする前に自分の状況を見つめ直す良いきっかけになったと話していました。仕事のストレスや人間関係の悩みが重なって一人で抱えきれないときは、職場の人間関係を電話占いで相談するという選択肢も、気持ちを整理する手段のひとつです。
※この事例はフィクションであり、実在の人物や出来事とは関係ありません。
厄年の不安との向き合い方
不安に寄り添う、やわらかな心のひととき
厄年への不安を和らげる一番の方法は、占いや慣習の情報を「行動を縛るルール」ではなく「生活を見直すきっかけ」として使うことです。前厄・本厄・後厄の3年間、ずっと緊張していると、かえって心身が疲れてしまいます。気をつけるポイントを押さえたら、あとは普段どおり過ごして大丈夫だと思います。
一人で不安を抱え込んでしまうときは、誰かに話を聞いてもらうのも良い方法です。厄年をきっかけに漠然とした不安が続くようなら、電話占いの初回無料特典を使って、時間を区切って気持ちを整理してみるのも一つの手だと思います。厄年はあくまで心構えの目安であって、今の自分の状態を丁寧に見つめ直すきっかけにできれば、それで十分ではないでしょうか。
よくある質問
Q:厄年は満年齢と数え年、どちらで数えますか? 厄年は数え年で数えるのが一般的です。数え年は生まれた年を1歳とし、以降は毎年1月1日に1歳ずつ加算する数え方なので、満年齢より1〜2歳多くなります。
Q:前厄・本厄・後厄の中で一番気をつけるべきなのはどれですか? 本厄が最も注意すべき年とされますが、前厄・後厄も本厄と地続きの期間として扱われます。3年間を通して同じように、体調管理や大きな決断への慎重さを意識しておくと安心です。
Q:厄払いに行くのを忘れていました。今からでも遅くないですか? 遅くありません。1月1日から節分までに行く人が多いというだけで、多くの神社・お寺では1年を通して厄払い・厄除けを受け付けています。誕生日や都合の良い日を選んで参拝して問題ありません。
Q:厄年に引っ越しや結婚をするのは避けたほうがいいですか? 必ず避けるべきとは言えません。昔からの慣習として控える人もいますが、絶対的な禁止事項ではないという見方が一般的です。大きな決断は勢いで進めず、家族と相談しながら慎重に進めるくらいの心構えで十分だと考えられています。
Q:厄年の年齢は数え方の流派によって違うことがありますか? はい、あります。とくに女性の61歳を厄年に含めるかどうかは、神社・お寺によって扱いが分かれます。気になる場合は、参拝を予定している神社・お寺に直接確認しておくと安心です。
まとめ
厄年は生まれた年を1歳とする数え年で数え、男性は25・42(大厄)・61歳、女性は19・33(大厄)・37歳が本厄とされています。本厄の前後1年はそれぞれ前厄・後厄と呼ばれ、合わせて3年間を同じように心構えしておきたい期間です。厄払い・厄除けは節分までに済ませる人が多いものの、1年を通していつでも受けられます。
厄年は「悪いことが起きると決まった年」ではなく、生活を見直し、自分をいたわるためのきっかけとして活用する視点もあります。数え年の計算に迷ったときは、この記事の早見表を見返しながら、自分のペースで過ごしていってくださいね。