この記事のポイント
- 2026年の立冬は11月7日(土)で、日本時間18時52分に太陽黄経が225度に達します。
- 立冬とは、暦の上で冬が始まる日を示す二十四節気のひとつです。
- 11月7日は一粒万倍日とも重なり、酉の市の一の酉と同じ日です。
- 占いの世界でも節気は「区切りの日」として、気持ちを切り替える目安に使われます。
- 願い事より先に「冬のあいだ何を整えるか」を決めると、立冬を使いやすくなります。
朝晩にふっと息が白くなりそうな冷え込みを感じて、「まだ秋のつもりだったのに」と思った方はいませんか? 暦はいつも、気持ちより少しだけ先に季節を進めてしまいます。
2026年の立冬は11月7日です。名前だけ聞くと「冬が来る日」と受け取りがちですが、実際は少し違います。この記事では、立冬の意味と日付、同じ日に重なる暦の話題、そして冬の入り口に整えておきたいことを、占い・暦の視点で整理します。カレンダーの区切りを、自分のペースを取り戻すきっかけにしてみませんか。

立冬とは?2026年はいつ、何時何分から?
立冬とは、二十四節気のひとつで、暦の上で冬が始まる日のことです。2026年は11月7日(土)で、日本時間18時52分に太陽黄経が225度に達します(bestcalendar.jpの解説による)。
前の節気は10月23日の霜降、次の節気は11月22日の小雪です。立冬から小雪の前日までを「立冬の期間」と呼ぶ場合もあります。2027年は11月8日になり、年によって7日か8日にずれます。
ここで気になるのが、「18時52分より前の11月7日は、まだ秋なの?」という点です。暦の上では、節気は日付全体ではなく瞬間で切り替わると考えるのが厳密な見方です。ただ、一般的な暦では11月7日を立冬の日として扱いますので、日常では「この日から冬」と受け取って問題ないと思います。
| 節気 | 2026年の日付 | 季節感 |
|---|---|---|
| 霜降 | 10月23日 | 霜が降りはじめる頃 |
| 立冬 | 11月7日 | 暦の上で冬が始まる |
| 小雪 | 11月22日 | 雪がちらつきはじめる頃 |
立冬の七十二候は?「山茶始開」ってどんな意味?
寒さの中で開く山茶花
立冬の初候は「山茶始開(つばきはじめてひらく)」で、11月7日頃に山茶花が咲きはじめる頃を指します(All Aboutの解説による)。七十二候とは、1年を約5日ずつに分けて自然の変化を言葉にした、昔の暦の細かい区切りのことです。
ちなみに、一般には次候が「地始凍(ちはじめてこおる)」、末候が「金盞香(きんせんかさく)」と紹介されることが多いようです。大地が凍りはじめ、水仙が香る。冬と聞くと寂しいイメージがありますが、候の言葉を並べてみると、実は「咲く」「香る」がちゃんと入っています。
寒さのなかで花が開く、という描き方はなかなか詩的ですよね。
占いに引きつけて言うなら、冬は「何も起きない季節」ではなく、見えないところで準備が進む季節という読み方ができます。何かを始めるにも、まず根を張る時間が要る、というイメージです。
立冬は陰陽五行でどう読まれる?
陰陽五行の考え方では、冬は「水」の季節にあたり、陰の気が深まっていく時期とされています。立冬はその入り口です。
水は、溜める・蓄える・静かに深める、といった性質を象徴するとよく説明されます。そのため、占いや暦の解説では、立冬以降を「広げる」より「蓄える」時期として読むことが多いようです。あくまで読み方のひとつで、そうしなければ運気が下がる、といった話ではありません。
【事例(フィクション)】 たとえば、こんなケースを想像してみてください。Aさん(30代女性)は、秋のあいだ新しい習い事や副業の情報収集に追われ、気づけば予定表が真っ黒になっていました。立冬の記事を読んで「冬は蓄える季節」という考え方を知り、いったん新しい申し込みを止めて、すでに始めた2つに絞ることにします。手帳に空白ができた途端、気持ちに余裕が生まれ、夜も落ち着いて過ごせるようになる──そんな流れです。 ※この事例はフィクションであり、実在の人物や出来事とは関係ありません。
「増やす」より「減らす」を選ぶ。立冬は、そんな決断にも使える節目として読まれることがあります。
2026年の立冬は一粒万倍日×酉の市と重なる?
2026年11月7日は、立冬に加えて一粒万倍日にあたります。11月の一粒万倍日は、7日・8日・19日が複数の暦サイトで一致して挙げられています(bestcalendar.jpなどの暦サイトによる)。一粒万倍日とは、一粒の籾が万倍にも実るとされ、何かを始めるのによい日と言われる選日のことです。
同じ日は酉の市の一の酉でもあります。詳しい熊手の買い方は酉の市2026は11月7日と19日の2回|一の酉は立冬と一粒万倍日が重なる日、熊手の意味と買い方の流れにまとめています。
ただし、選日は暦サイトによって採用する基準が少し違い、11月の日付も資料により前後します。お出かけや契約ごとに使うなら、直前に最新のカレンダーで確認すると安心です。
なお、2026年11月には天赦日が見当たりませんでした(10月1日が最後です)。「今月は開運日が少ない」と焦る必要はなく、一粒万倍日の7日・8日・19日を、小さな一歩を踏み出す目安にするくらいがちょうどいいと思います。
立冬のあとに続く11月の天体イベントは?
図1: 立冬から小雪までの11月の流れ
立冬の2日後、11月9日には蠍座の新月が訪れます。深く信じ直す、というテーマで読まれることが多く、詳しくは蠍座の新月2026年11月9日|16時02分に重なる太陽と月、「深く信じ直す」願い事の書き方で解説しています。
そして11月17日深夜から18日未明にかけては、しし座流星群の見頃です。しし座流星群2026は11月17日深夜〜18日未明が見頃では、月が沈む後半が狙い目という観測のコツも紹介しています。
並べてみると、11月は次のような流れで読めます。
- 11月7日:立冬、冬のスタート。整える
- 11月9日:蠍座の新月。願いを深く言葉にする
- 11月17〜18日:しし座流星群。夜空を見上げて気持ちを切り替える
- 11月22日:小雪。冬が本格的になる
立冬を「準備の合図」、新月を「意図を決める日」、流星群を「ひと息つく夜」と考えると、1か月のリズムがつくりやすくなります。
立冬に整えたい3つのこと
温かい飲み物と手帳の時間
立冬にやることに決まりはありませんが、冬の始まりを意識して整えるなら、次の3つがやりやすいです。
- 身の回りの冬支度:毛布や暖房器具の点検、衣替えの仕上げ。体が冷える前に済ませる
- 予定の棚卸し:手帳を見て、本当に続けたいことを選ぶ。前述のAさんのように、減らす決断でも構いません
- 温かいものを味わう時間:温かい飲み物を、スマホを置いて飲む。それだけでも切り替えになります
もし気持ちの整理が難しいときは、タロットやオラクルカードを1枚だけ引いて、「この冬、手放したいことは?」と自分に問うのも一案です。オラクルカードの使い方は浮気された後、彼を許すか迷うとき〜オラクルカード1枚引きで自分の気持ちを整理するセルフ占いの方法〜でも紹介しています。恋愛の話題ですが、1枚引きの考え方は他の悩みにも応用できます。
占いは未来を決めるものではなく、考えを整理する道具です。立冬という区切りに、自分に一つ質問を投げかけるだけで、冬の入り方は変わってくると思います。
よくある質問
Q:立冬の日は何をするとよいですか?
決まった行事はありません。一般的には、冬支度をする、温かい食事をとる、手帳を見直すといった「整える」行動が向くと言われています。2026年は一粒万倍日と重なるので、小さな習慣を始める日にするのもよさそうです。
Q:立冬と冬至の違いは何ですか?
立冬は暦の上で冬が始まる日、冬至は1年で昼がいちばん短くなる日です。冬至は例年12月下旬にあたります。立冬から冬至まで、季節は少しずつ深まっていきます。
Q:立冬の時刻より前の11月7日は秋ですか?
節気は厳密には太陽黄経が225度になる瞬間で切り替わり、2026年は18時52分です。ただ、一般的な暦では11月7日全体を立冬の日として扱います。日常では、その日から冬と考えて問題ありません。
Q:立冬に新しいことを始めてもいいですか?
問題ありません。ただし、陰陽五行では冬は蓄える季節と読まれるため、大きく広げるよりも、土台を整える始め方が合うと言われています。
まとめ
立冬は、2026年11月7日(土)18時52分に始まる、暦の上での冬の入り口です。山茶花が咲きはじめる頃で、季節は「終わる」のではなく「深まる」のだと、七十二候の言葉が教えてくれます。
同じ日は一粒万倍日と酉の市の一の酉にも重なります。賑やかな日に目が向きがちですが、まずは手帳を開いて、この冬に続けたいことを一つだけ選んでみてください。
寒さが増すほど、温かい時間のありがたさもふくらみます。冬の始まりが、あなたにとってやさしい区切りになりますように。